お知らせ

ふるさと納税に登場!あの餃子がついに商品化!(追記参照)

ふるさと納税に登場!あの餃子がついに商品化!(追記参照)

ふるさと納税に登場!あの餃子がついに...

実家の親元への遠距離介護。帰省の交通費が月8万円。家計破綻を防ぐために、するべきことは?

投票受付終了
開始:2023/06/20 10:00終了:2023/08/31 23:59

実家の親元への遠距離介護。帰省の交通費が月8万円。家計破綻を防ぐために、するべきことは?

京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。「遠距離介護」「高齢者住宅」「仕事と介護の両立」などの情報を発信。AFP(日本FP協会)の資格も持ち「介護とお金」にも詳しい。著書に『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版』『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版』(以上翔泳社)『遠距離介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)『知っトク介護 弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門』(共著,KADOKAWA)など。

離れて暮らす親に介護が必要になると、行ったり来たりの往復の頻度が高まる。
遠距離介護の始まりだ。
「急に具合が悪くなった」「転倒した」など、突発的なことが多く、緊急に帰省を要することもある。
そうなると、交通チケットを割安な早割などではなく、正規料金で購入せざるをえなくなる。
飛行機なら「介護帰省割引(会社によって名称は異なる)」を利用できるケースもあるが、JRには存在しない。
さらに、実家近くの駅までたどりついても、地方ではバスの便数が少なく、タクシー利用になることも多い。

結果、帰省するたび「10万円かかる」という人もいる。
「4~5万円」という人はザラにいる。
4万円でも月に2回往復すると8万円だ。
家計からの負担は厳しいものとなる。

目次老親と別居のケースが増加老親の多くは自宅で最期を迎えたいと考えている参考にした資料

老親と別居のケースが増加

厚生労働省の調査(*1)によると、日本で65歳以上の者がいる世帯の内、もっとも多い家族構成は「夫婦のみ世帯」。
1998年までは「三世代世帯」がトップだったが、2001年で順位は入れ替わり、その後「夫婦のみ世帯」「単独世帯」がぐんぐん増加。
2021年にはそれらで6割以上となっている。
良し悪しは別として、ひと昔前は、親が老いてきた場合、同居する子が主となって介護を行うことが多かった。
別居の子は「きょうだいが同居しているから、だいじょうぶ」と安堵の表情を浮かべたものだが、いまはそうはいかない。
きょうだいの人数は少なく、ひとりっ子も珍しくない。
親に支援や介護を要するようになると、実家への頻繁な往復が始まることになる。

老親の多くは自宅で最期を迎えたいと考えている

死期が迫っているとわかったときに、人生の最期を迎えたい場所はどこかと尋ねた調査がある(*2)。
67~81歳の回答を見ると、多い順に「自宅」58.8%、次いで「医療施設」33.9%。
その理由は、「自分らしくいられる」「住み慣れているから」などがあげられている。
一方、絶対に避けたい場所は、「子の家」42.1%、「介護施設」34.4%。
「子の家」を避けたい気持ちの背景には「家族の負担になりたくない」という気持ちがあるようだ。
こうした親世代の気持ちを尊重して介護するには、子が実家に通うか、子が地元に戻るUターン介護が選択肢となる。
しかし、冒頭で述べた通り、通いには交通費がかかる。
一方、Uターンをするとなれば、子の生活は一変することになる。
仕事をどうするかなど多くの課題があり簡単には選択できない。

参考にした資料

(*1)国民生活基礎調査(厚生労働省、2021年9月)
(*2)2人生の最期の迎え方に関する全国調査(日本財団、2021年3月)

週間イシューランキング

1

漢字の正しい筆順を小学校で丁寧に指導すべきか?

2

見た目を規制する校則は必要か?

3

深刻化する教員不足。抜本的な対策案は?

投票結果

投票数:62
仕方ないので現状維持40.3%
帰省手段を見直す(飛行機を高速バスに変更するなど)6.5%
親本人(または、自分のきょうだい)に、交通費を負担してくれるよう相談する12.9%
帰省回数を減らす8.1%
親を自分たちの住まいの近くに呼び寄せる17.7%
自分が親元にUターンする1.6%

オピニオン

細井洋邦

2023/06/22 16:11 (編集済)

仕方ないので現状維持

居住の自由がある。職業選択の自由もある。 自分や家族が選んだ居住地から移動するのに、何を求めるのでしょうか? 都会の人は都会の利便性と給与の高さを選んだのだからその中から必要な費用を捻出するなり対応すればいいのではないですか? 田舎に住んでる人はそういったものを得られない代わりに、得るものがあるのだと思います。その差を都会の人の論理で捻じ曲げる必要を僕は感じません。 親の介護をしたかったり親の死に目に逢いたければそれに備えて準備をすればいいだけです。 権利や願望の主張に全て付き合う必要はないと思います。 追記 飛行機の割引とかの話があったので少し誤解があったかもしれませんが、現状でもそれぞれの家計に合わせて対応していると思います。 改めてよく考えてみると設問の意図がわからなくなってきました。 現状、新幹線や飛行機で贅沢に帰省している人はどうすべきか?という話なんですかね? みんなそれぞれの身の丈に合わせて対応しているから改めて聞くほどのことでもないような気がしました。 結局は無い袖は振れないので、自分の望むことをしたければそれに備える必要があるし、備えを怠ればそれなりの対応しかできないということでは無いでしょうか? その答えはそれぞれの家庭の状況次第でどれにでもなり得るので、少ないサンプルとはいえ参加されてる皆さんの家庭事情にあった対応を聞きたいということなんでしょうか? 以上

たいぴ

2023/06/20 13:39

帰省手段を見直す(飛行機を高速バスに変更するなど)

行かない・回数を減らすことができないという前提で答えています。

寺野みち子

2023/06/20 17:18

親本人(または、自分のきょうだい)に、交通費を負担してくれるよう相談する

親本人&自分のきょうだいに、交通費を出してもらうように相談する しかないでしょうね・・・・。

いち

2023/06/20 21:39

仕方ないので現状維持

介護が必要で、遠方に住んでるなら仕方ないと思う。 人それぞれ経済状況は違うと思うが、 今の自分でこの出来事が起こったら現状維持、 もしくは兄弟がいるので、交互に行くなど家族で支えていく。

zetto

2023/06/20 21:44

その他

介護サービスなども頼ったりして、行く回数を減らし 少し出費を抑える。

3115sug

2023/06/20 21:53

親を自分たちの住まいの近くに呼び寄せる

自分だけで介護しなきゃならないなら、 近くにいてくれた方が、何かあったときに 対応しやすいし、安心できる。

2023/07/06 23:36 (編集済)

その他

結論としては回数を減らす、なのですが、その準備や心構えとかのほうに重きを置いているので、その他にしました。 個人の性格にもよると思いますが… 孤独には既にそれまでの時間で慣れてしまっている方も多くいらっしゃるものの、 やはり自身の老化による体の変化を気にしてらっしゃる方が多いと思います。 ですので、単純に費用と機会の話であれば、それをカバーするような遠距離型の方法を取れば良いように思います。 結局のところ距離とトレードオフとなってしまう直接見ることができない状況に対する心理的な要素の方が大きいかと思いますので、 いくつか回りでも採用している人がいる方法を列挙します。 ・カケホーダイなプランを利用してたくさん電話をかける  →親に常に気にしてもらってると安心してもらう&自らを安心させるため ・親が日常使用する家電にIoT機器を入れて生活状況を把握する  →親に常に気にしてもらってると安心してもらう&自らを安心させるため ・せめてなにか異変を見つけた場合に(新聞が溜まってるなど)近隣の住民の方と連絡を入れてもらえる関係性を構築する  →自身の安心のため ・会話の中に次会える機会のための自らへの宿題を用意する&親に伝える、なるべく実行する  →少ない会う機会に発生する心理的なメリットを大きく伸ばすのが狙い ・(デスクワーク限定になりますが)リモートで仕事が出来る体制の職を探すor職場に相談する  →移動回数の低減 ・親の行動を把握し、その中で大きくやり方を変えずに(※反発があることが予想されるため)改善出来るポイントを探し、改善する  →怪我の予防 介助や介護が常に必要ならばともかく、スポットであれば、 このようなことの積み重ねで予防や早期発見、短期集中的な対応が出来ると考えます。 掲題の月8万円をギリギリでも捻出できるような家庭であれば、初期投資はかかるものもありますが、さして大きな問題にはならないかと思います。 常時見ていないといけない状態であれば、全てが天秤の上ですので、究極のところは個人の選択になるかと思います。

もりL

2023/06/28 13:01

親本人(または、自分のきょうだい)に、交通費を負担してくれるよう相談する

遠くない将来直面しそうな問題です。

アラジン

2023/08/04 14:40

その他

遠距離介護は心配事も多いので、本当に大変だと思います。現実的にはやはり支出を減らし(交通手段の変更など)、収入を増やしていかないとやっていけないと思います。自分だけでは無理であれば、地域の介護サービスを活用したり、身内に助けを求めると思います。

ただ

2023/08/09 16:50

親を自分たちの住まいの近くに呼び寄せる

自分自身の環境をなるべく変えずに、同時に親も子も安心して介護が受けられ、介護ができるのはやはり距離感を縮めること。誰でもできることではないが。

週間イシューランキング

1

漢字の正しい筆順を小学校で丁寧に指導すべきか?

2

見た目を規制する校則は必要か?

3

深刻化する教員不足。抜本的な対策案は?

実家の親元への遠距離介護。帰省の交通費が月8万円。家計破綻を防ぐために、するべきことは?